新人看護師悩みで落ち込むのがインシデントです。
もえ
何年経っても落ち込みますが、1年目の時が一番心にきます。
私は1年目の頃のインシデントは6年経った今でも覚えています。
すごく落ち込むし、迷惑かけた先輩には申し訳ない気持ちでいっぱいで、できない自分がすごい嫌でした。それに、インシデントは1回起こせば2回3回と負の連鎖が続くので精神的にも辛いと思います。
しかしインシデントを起こした後に落ち込んでモヤモヤしていると、必ずどこかでミスが発生します。
そこで今回はインシデントを起こした後の解決策と落ち込んだ時の対処法について紹介していこうと思います。
目次
新人看護師がインシデントを起こした後はこうしてみて
原因・改善点をしっかりと考える
インシデントを起こせばインシデントレポートを書くことになります。
インシデントレポートとは医療事故になりそうな事例について記述し、報告するものである。目的は事実を医療施設等全体で異なる職種間で共有・分析し、その要因を明らかにして、再発防止のための対策を講じることである。
引用:看護roo!
インシデントレポートを書く最大の理由は再発防止です。
もえ
振りかえる時に師長や主任から責められているように感じるかもしれませんが、そんなの気にせず次気をつけようという前向きに。
次自分が同じ立場に立った時に同じミスをしないように原因・改善点をしっかり考えましょう。
ここでしっかりと振り返れば、日頃から確認するようになったり、似たような状況に陥った時にインシデントを未然に防ぐことができます!
先輩看護師に正しい手順を教えてもらう
看護技術や入院処理などすべての手順に病院のマニュアルがあります。
もし何かの処置につく時自分がそういったマニュアルを知らないのであれば目を通すか、正しい方法を相談できる先輩に聞きましょう。
間違った手順や自己流の手順はいつかインシデントに繋がります。自己流はNG。
自分の行動に迷いがあれば必ず先輩に頼る
新人看護師に1番大事なのが先輩に頼るです。しかし、恐らく新人看護師ならこんなことが思いついて、中々聞くことができないでしょう。
もえ
- 先輩忙しそう…
- 怖い顔で「なんでそう思ったの?」とか聞いてきそう
- 「始めに考えた?」とか言ってきそう
- 先輩とあんまり喋りたくない… などなど
こんなこと思ってしませんか…気疲れでドット疲れますよね。だけど絶対に聞いてください!
聞かずにインシデントを起こすと「なんで聞かなかった?」と怒られる事になります。
もえ
何をやっても怒られるのが1年目。
看護師業界の嫌なところです。
インシデントレベルであればいいのですが、アクシデントで患者の命にかかわることであればあなたが責任を取ることになります。
もえ
先輩に聞いておけば、何かあった時「先輩がこう言ってました。」と責任を押し付ければ自分の罪は軽くなります。
誰にでも誤った決断をすることはあるので、分からなければ自分より上の人に相談しよう!
役職が高くなるほど知識や経験が豊富な看護師が多いので、正しい決断になると思います。
必ず相談しやすい先輩などに、迷う事があれば積極的に質問してください。
特に患者の急変時の対応など新人看護師は焦ってパニックになってしまう事があるので、必ず人を集めて先輩たちがくるようにしましょう。
インシデントで落ち込んだ時の対処法
インシデントは誰にでもある。大事なのはその後
誰にでもミスはあるし、気になればなるほどインシデントは続きます。
1年目のときは、思い返すだけでも3回はおぼえがあります。
もえ
インシデントおこしたときは、泣いたしすごく落ち込みました。
なぜインシデントを起こすのか原因・改善点をしっかり考えましょう。
私の場合
- 迷ったときに、先輩に聞かずこうだろうと思ったように動いたこと
- 患者さんのためというより、やらなきゃいけないことで頭いっぱいで自分で立てた計画と違うことがおこると焦っていた。
- 仕事を早く終わらせないといけないという気持ちが強かった
今思うと、このようなことが原因じゃないかなと思います。
あなたがインシデントが多いなと感じていたら、自分の行動を振り返ってみるといいと思います!
振り返ったら、そこを意識すること。そしたら、改善点が見えてくると思います。
インシデントは新人の時に多く経験しておいた方が得
2年目・3年目になると先輩からの目も離れインシデントを起こす可能性も高くなります。
1年目の時からインシデントをたくさん経験して、インシデントを起こしやすい落とし穴を見つけましょう。
薬の事や看護手順などややこしくて覚えることもたくさんで大変だとは思いますが、要点を押さえて覚えておかないとインシデントに繋がることがあるので新人の頃から経験した方が得だと思います。
私の見解ですが、インシデントやミスが許される1年目の時だけだと思います。
逆に2,3年になってから凡ミスをした方がめちゃ怒られると思います。
先輩たちの中に、今年の新人は使えないとか小言をいう先輩が出てくると思います。
その人は来年も同じことを言っているので気にせず、新人の時は自分のミスをしっかりと振り返り、次ミスをしないように心がけましょう。
勤務後はしっかりとリフレッシュする
勤務後、家に帰ってインシデントの事を考えると憂鬱な気持ちになります。
しかしズルズル引きずっても良いことは一つもありません。
仕事後はリフレッシュできるように趣味に没頭したり、いつもより早めに寝ると次の日頭が軽くなって仕事に行けます。
最後に
インシデントは誰にでもあるので、新人の頃から落ち込む事はありません。初めてのことが多いし、ミスして学んでいきます。
記事内に書いていますが、一番重要なのは責任を一人で負わない事です。
裁判沙汰になるような大きなインシデントになれば大損することになりますし、精神的にも辛いと思います。
必ず先輩やリーダーに質問して正しい行動ができるようにしていくと、インシデントにつながりにくくなります。初めの頃は先輩に声をかけずらいと思いますが、先輩に怒られるより何かをやらかす方がダメージが大きいので質問をしていきましょう。
新人の時は何かと苦労しますが、今は耐えて自分のために学んでいきましょう。
もえ